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伊野田南地区、かんがい施設など整備 

2017年度からかんがい施設などの整備が行われる予定の伊野田南地区(赤線で囲まれた部分)

2017年度からかんがい施設などの整備が行われる予定の伊野田南地区(赤線で囲まれた部分)

17年度開始で5年計画 水なし農業からの脱却へ

 伊野田南地区の畑作地帯で2017年度から、かんがい施設など農業基盤整備が始まる予定だ。石垣市が事業主体となって5年計画で実施するもので、28.4㌶でかんがい施設整備、10.4㌶で区画整理を行う。同地区は、本管整備で底原ダムなど四つのダムの総合運用が可能となる国営石垣島土地改良事業の関連事業地区として位置づけられており、かんがい施設の整備で水なし農業からの脱却を図る。

 南地区ではサトウキビ、牧草、パインなどが作付けられているが、かんがい施設が未整備となっていることから、恒常的な干ばつ被害に見舞われている。また、一部ほ場の勾配が急なため、大雨時に耕土流出などの被害も出ている。

 このため、市は意欲ある農業者が営農を継続できるような環境を整える必要があるとして、17年度新規の農業基盤整備促進事業として沖縄振興公共投資交付金の活用を予定。事業実施により、生産率の向上、担い手への農地集積の加速、農業競争力の強化を図るとしている。

 同事業の受益戸数は排水施設17戸、区画整理5戸。総事業費は6億1400万円で、排水施設、区画整理ともに国80%、県15.5%、市4.5%の負担割合で受益農家の負担はない。排水路(総延長1575㍍)、管路(3610㍍)、給水栓(40個)、スプリンクラー(19ライン)、減圧弁(2カ所)、区画整理の工事を行う。

 事業効果として作物生産、営農経費、景観保全、農産物安定供給などで6409万円を見込む。

 昨年12月議会で同事業について審議した経済民生委員会(大石行英委員長)は今後、予定される農業基盤整備や土地改良などの工事の際、事前に不発弾の磁気探査を実施するよう求めている。

  • タグ: 農業基盤整備
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