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八重山のことわざに「ふぁーうやきどぅ…

 八重山のことわざに「ふぁーうやきどぅ まーうやき」とある。子どもこそ真の宝、の意▼皮肉なことに、石垣市の待機児童ゼロ政策が今春幼稚園に入園予定の親子を不安に泣かせている。地域の幼稚園に入れない子は、小規模園だけではない▼認定子ども園が選択でき、幼稚園区を廃止した結果、市街地では特定園で定数を超えた。「第3希望」まで書かされ、自宅から遠い園、校区外園に決められる不安。抽選のうわさもある。市教委の対応もおよそ丁寧さに欠け、臆測と不安を生む▼園区の時は申し込みなどせずとも入園通知のはがきが来た。園区廃止は重要な制度変更なのに、対象者への周知は適切かつ十分だったか。校区の配慮は? しかも申し込みは市街地園で10月のわずか4日間。小規模園は今月までの二重基準。なぜ?▼子どもは地域で育て、育つもの。地域行事に参加し、隣近所に見守られることに園区、校区の意義がある。子どもがもっと多かった時代、誰でも希望する幼稚園に入れた。なのに少子化の今、地域の「幼稚園落ちた」とは笑えぬ冗談。まだ間に合う。すべての子と地域に手を差し伸べることはできないか。市民に寄り添う姿勢がほしい▼子どもは私たちの未来であり、希望そのもの。「日本一幸せなまち」ならば親子を泣かせてはいけない。(慶田盛伸)

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