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ネット利用 快適環境に 与那国へ光ケーブル敷設完了

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サービス開始3月予定

 県の離島地区情報通信基盤整備事業でことし4月から進められていた海底光ケーブルの敷設作業が本島から多良間島を経由して与那国島にこのほど届き、町は配線整備が完了したエリアから順次、光ブロードバンドサービスの提供を開始する。祖納地区の一部で3月29日から、このほかの地域では4月以降を予定。町は「今後、光ブロードバンドを介して住民サービスの向上を図っていく」として加入を呼び掛けている。

 超高速ブロードバンドを可能とする光ケーブル環境が町内に整備されるのは初めて。これまでは通信速度の遅いADSL(非対称デジタル加入者線)回線しか利用できず、ネットを利用した情報発信、情報交換などに不便を強いられてきた。

 県の同事業は2013年度から県内各離島を対象にスタート。先島では本島—多良間—与那国—波照間のルートで光ケーブルを敷設することで、既存を含め2ルートを確保。ループ(環状)化により、自然災害で断線が発生した場合でも一方のルートが使えるようになる。

 本年度は新たな事業として国72%、県9%、町9%の割合で民間通信事業者に補助金を出す事業に取り組んでおり、陸揚げしたケーブルを祖納、久部良、比川の3集落まで配線、各家庭への引き込みが即可能となる環境を整備している。県は、集落内に配線されていない他の離島地区でも来年度以降、段階的に事業を進めていく考えだ。

 今回の事業で県は▽災害に強い情報通信基盤の構築▽民間事業者による安価な高度通信サービスの提供▽離島地区へのコールセンター進出の促進による経済・雇用効果▽離島振興や定住条件の整備—などの効果に期待する。

 町はサービス提供開始に先立ち、1月25日午後7時から、与那国小学校体育館で全町民を対象に説明会を開催し、サービス提供事業者の紹介、光ブロードバンドサービスの説明、事前予約受け付けなどを行う予定だ。

  • タグ: 光ケーブル与那国島
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