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陸自配備受け入れで対立 推進・反対派が街頭アピール

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市役所周辺に約200人集結

 中山義隆市長の陸上自衛隊配備受け入れ表明をめぐり、推進、反対双方の動きが27日、活発化した。それぞれの団体のメンバーらが同日午前、横断幕やプラカード、のぼり旗を手に市役所周辺で街頭アピールを行った。市役所正面玄関前の歩道から2階の市長室に向かい、推進派は「市長の決断を評価する。われわれも応援する」とエールを送り、反対派は「市民の声を聞け。受け入れを撤回せよ」と抗議の声を上げるなど、住民間の対立が先鋭化した。

 推進派は同日午前10時、市役所前に約40人が集結、「備えあれば憂いなし」「尖閣を中国の侵略から守る」とプラカードなどで訴えた。

 石垣島自衛隊配備推進協議会の三木巌会長は「この1年、説明会、公開討論会が行われたが、いくらやっても平行線。日本の安全保障は脅かされており、一歩も譲ることはできない。石垣島は地政学的に重要な場所。戦争をしないために自衛隊が配備される。市長の決断を評価し、速やかに配備を推進しよう」と呼び掛けた。

 砥板芳行、友寄永三、我喜屋隆次、東内原とも子の市議がマイクを握り、「市長が孤立しないよう応援しよう」「自衛隊の配備は安心安全を後世に残すものだ」と声を上げた。

 参加した八重山支部隊友会の蔵盛永秀会長は「市長の受け入れ表明は妥当。高く評価したい。段階を踏んで確実に配備を進めてもらいたい」と要望した。

 反対派は午前11時から市役所第二駐車前の歩道に約150人が集まり、「住民無視の中山市長リコール、即刻辞めよ」などと書いたプラカードを掲げた。

 石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会の上原秀政共同代表は「これまで基地のなかった平和な石垣島になぜつくるのか。これからが正念場だ。断固反対していく」と決意。

 於茂登公民館の喜友名朝福館長、開南公民館の砂川栄秀館長、嵩田公民館の川満哲生館長、川原公民館有志の会の入口淳一会長らが「4地区でまとめて市長と会おうと調整している中での表明。市長には会う気がない、話を聞く気がない」「怒りの行動に移す。命がけで頑張る」と声を震わせた。

 この後、市役所玄関前に移動し、「市長は顔を出せ」「ここでも説明せよ」「受け入れを撤回せよ」などとシュプレヒコールを繰り返した。

  • タグ: 自衛隊配備
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