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全体としてみると、どこか、ちぐはぐな印象…

 全体としてみると、どこか、ちぐはぐな印象を受ける。将来の人口減少に備えて移住・定住を促進しようという石垣市の計画と、申込者数が5人未満の幼稚園を休園にするという市教育委員会の方針にだ▼市長部局が取り組んでいる移住・定住支援は、将来的に見込まれる人口減少の流れを食い止めるのが目的。市教委の休園措置は、集団学習を通した質の高い教育環境の提供と幼稚園教諭の労働環境の平準化などが目的▼どちらの理由もわかる。ただ、移住定住を促進する一方で、集落内の人口減につながるおそれのある休園措置を実施しようというのはどうだろう。移住者優先か、と受け取られかねない▼「石垣市が言っている北部活性化や移住促進に逆行している」「ここに住みたいと思えるようにするのが行政の仕事ではないか」「幼稚園がなくなれば人は来なくなる」「地域にとって幼稚園や学校は大切」▼現段階で休園対象となっているひらくぼ、かわはらの幼稚園を対象に市教委が開いた説明会で、住民から怒り、不満の声が相次いだのは当然だろう。地域の頭越しに決められたのだからなおさらだ▼住民の思いを代弁すれば、いま現在住んでいる人たちが将来にわたって定住できる環境を維持・向上させるのが先ということ。これを、市はどう受け止めるのか。(比嘉盛友)

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