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今年の師走は、米軍オスプレイ墜落事故を…

 今年の師走は、米軍オスプレイ墜落事故を筆頭に何かと気忙しい。外の暖かな陽気とは裏腹に沖縄に吹き荒れる国政の“冷たい風”が心を痛みつける▼オスプレイの事故現場写真を見て思い出したのは、2004年の沖国大への米軍ヘリ墜落である。あの時と同様に今回も日本の捜査機関は米国の軍用機が民間地域に墜落しても日米地位協定に阻止され、十分な捜査ができないでいる▼さらに県民の安全な暮らしを無視するかのように墜落原因が究明されないままに事故から6日後の飛行再開。米軍は性懲りもなく同じことを繰り返しているが、それを後押ししているのが日本政府と言わざるを得ない▼あまりにも米国への追従が目立ち、厳しいことでも指摘し合うという同盟国同士の本来の交わりで問題の解決を図ろうとする気持ちさえもない。県民不在の政治が堂々と行われる。そのすべては狭い沖縄に広大な米軍基地が存在するために起因する。これが「日米安保」の現実である▼女優の吉永小百合さんは週刊誌の対談で東村高江のヘリパッド建設に触れ「そんなに必要なら海兵隊を東京に持ってきたらと思うくらい、申し訳ない気持ちがある」と心境を吐露▼そして政府に「沖縄の人たちにもっと人間らしい対応をしてほしいと思う」と要望した。人柄がしかと心に届く。(鬚川修)

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