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ついに沖縄県民の不安が現実になった。…

 ついに沖縄県民の不安が現実になった。4年前の配備前から安全性の問題で県民から猛反対があった米軍普天間飛行場のオスプレイが13日夜、配備後初めて訓練中に墜落し大破する重大事故を起こしたのだ▼幸い場所が住宅地から外れた名護市沿岸の浅瀬だったため大惨事は免れた。しかし同夜は基地内でも別の機が胴体着陸し不安が増した▼普天間飛行場にはその危険なオスプレイが24機も配備。連日連夜県内の上空を飛び交い、県民に墜落の恐怖と騒音をまき散らしている▼菅官房長官が翁長知事の北部訓練場返還式欠席を批判していたが、欠席は当然だ。それは高江の住民を警察力で強制排除して完成させる北部訓練場のヘリパッドがそのオスプレイの拠点になり、米軍が不要になった土地の返還式が「沖縄の負担軽減」への喧伝に利用されるためだ▼「大惨事を回避したのは感謝すべきだ」と逆切れする米軍への対応など常に米国の顔色をうかがう安倍政権は、広大な基地の苦悩を訴える沖縄の叫びには形式的で目もくれない。むしろ政権に盾突く翁長県政を敵視し強権でつぶしにかかっている▼「暴君は結局は滅ぶ」と非暴力でインドを独立に導いたガンジーはこうも言った。「弱いものほど(牙をむき)相手を許すことができない。許すことは強さの証だ」と。(上地義男)

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