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送水管の更新着手 竹富町、29年度までに全区実施

サルベージ船から流していく送水管。陸揚げのためチューブを取り付けて浮かせている=5日午前(竹富町水道課提供)

サルベージ船から流していく送水管。陸揚げのためチューブを取り付けて浮かせている=5日午前(竹富町水道課提供)

 西表島東部—新城島—黒島間に海底送水管を敷設する竹富町の第1区海底送水管更新事業が5日から始まっている。来年2月までに西表—新城を終え、3月から通水を開始する予定だ。来年度に新城—黒島で実施する。町は2029年度までに▽西表東部—小浜▽石垣—竹富▽西表上原—鳩間でも順次、送水管を更新する。総事業費は約46億円を見込む。

 町内では1974年から75年にかけ、各島をつなぐ送水管が整備された。経年劣化で漏水が発生し、修繕工事で対応してきたが、老朽化が著しくなっているため新たに敷設することに。

 既設の送水管は、特殊鋼管製の管を5㍍間隔で接続したものだが、更新される送水管は、ポリエチレンパイプに二重の鉄線で外装を施した一連続の二重鉄線鎧装ポリエチレン管。

 西表—新城間と新城—黒島間で内径15㌢、新城の上地—下地間は同8㌢の管を使用。送水管延長は西表—新城間で5811㍍、新城上地—下地間で597㍍。新城—黒島間で6637㍍となる。

 同管は柔軟性があるため障害物を避けて敷設することができ、外傷にも強いという。耐用年数は50年。

 宮良用和水道課長は「メーカーによると、120年持った例もある。長く持ち、二重鉄製で巻かれているので漏水も防げる」と期待する。

 5日から始まった敷設作業では、サルベージ船から浮力材を用いて送水管を海面に流し、西表仲間崎に陸揚げした。今後、陸上では接続作業、海底では固定作業が行われる。

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