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台風座礁船 撤去遅れ

浅瀬に乗り上げたままとなっている漁船。離礁作業の目途はたっていない=9月28日、川平沖(石垣航空基地撮影)

浅瀬に乗り上げたままとなっている漁船。離礁作業の目途はたっていない=9月28日、川平沖(石垣航空基地撮影)

船主、費用未払い 作業目途立たず

 台風17号の影響で、9月27日に川平の沖合で座礁した漁船「SEPEHR」(モンゴル船籍、船主イラン合同会社、119㌧)は、1カ月以上たった今も離礁作業の目途が立っておらず、リーフに乗り上げたままとなっている。同船の座礁海域は景勝地。放置された状態がこのまま続いた場合、景観や海洋環境に影響を与えるおそれがある。

 石垣市防災危機管理室(大濵武室長)が2日、市議会の会派「自由民主石垣」(砥板芳行代表、6人)に役所内で行った説明によると、同船からは10月15日に油が流出したため、抜き取り作業で総量2万550㍑を回収。急を要したため、作業にかかった費用360万は市が一時的に立て替えた。

 しかし、船主から費用は支払われていないため、代理店を通し催促している。船主は離礁を希望しているが、同船には保険が適用されておらず、費用の未払いもあることから、専門のサルベージ業者が船主の信用性の問題から対応を見合わせているのが実情。船主は代理店を通じて「離礁作業の終了を確認してからでないと支払いはできない」と話している。

 大濵室長は「北風や波の影響で時間が立てば離礁は難しくなる。市の税金で作業するのはおかしい。船主が費用を早急に支払う意思があれば作業できるが、支払いの目途は立っていない」と頭を抱えている。

 市議からは「市が(離礁作業を)やらざるを得ないのではないか。国、県に一括交付金などの費用を求めてはどうか」などの提案があった。

  • タグ: SEPEHR座礁漁船
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