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県立八重山病院 未納診療費2億705万円

チラシを配布して未納診療費への理解を求める同病院の職員ら=1日午前、八重山病院玄関

チラシを配布して未納診療費への理解を求める同病院の職員ら=1日午前、八重山病院玄関

11月は回収強化月間 未納者に法的措置の準備も

 県立八重山病院(依光たみ枝院長)の受診や入院をしても医療費の支払いがない未納診療費が9月末時点で累計2億705万円(6529件)に上っていることが同病院のまとめで分かった。同病院によると、未納診療費は1990年から昨年度までの過年度分が1億8969万円(全体の92%)、本年度分が9月末時点で1736万円(同8%)と、前年度比で682万円(3.2%)減少しているものの多額の未納がある。依光院長は「病院の運営は診療費で賄っている。このままでは新病院建設後の運営にも支障がでてくる」と危機感を募らせた。

 11月は未納診療費回収強化月間となっており、同病院では未納者に対し10月31日に督促状1000通(第1便)を発送。期間中に順次追加発送し、応じない場合は法的措置も辞さない構え。現在、1件(約30万円)で法的手続きの準備を進めている。

 未納診療費は、所持金不足で当日中に払えず未払いになるケースや、なかには支払い能力があるにもかかわらず払わない悪質なケースもあり、八重山の特徴として移住者が多く未保険や住所登録をしていない患者も目立つという。

 玉城和光副院長は「2億あれば、ドクター10人を雇える。患者のなかには病院は税金で運営していると勘違いしている人も見受けられる」と話し、担当者は「生活に困っていて支払い計画が立てられない方や、多額の未納を抱えどうしていいか分からないなど、まずは相談してほしい」と呼び掛けた。

 問い合わせは(83-2525、代表)。

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