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石垣市 優良山羊8頭を購入

石垣市の山羊増殖改良推進貸付事業で本島から購入した優良繁殖ヤギをトラックに運び込む石垣市山羊生産組合の会員=1日午後、石垣港

石垣市の山羊増殖改良推進貸付事業で本島から購入した優良繁殖ヤギをトラックに運び込む石垣市山羊生産組合の会員=1日午後、石垣港

改良と増頭で産業化へ 市場への供給拡大目指す

 石垣市が在来種ヤギの改良と優良な雌ヤギの増頭に向け、本島から優良繁殖山羊8頭を購入し、市山羊生産組合(宮國文雄組合長、会員26人)に貸し出す事業が1日から始まった。同日午後、購入したヤギが石垣港に到着し、市畜産課が同組合に引き渡した。同組合によると、今後3年間で肉量が多い70~80㌔以上の優良な雌ヤギを現在の約70頭から300頭に増頭させて市場への供給量拡大を目指す。宮國組合長は「優良母体のヤギを増頭させて生産農家の産業を確立したい。八重山で年2回、ヤギセリが行える仕組みもつくりたい」と意気込んだ。

 市畜産課によると、貸与したヤギは名護市勝山区と金武町のヤギ生産組合から購入。乳用や肉用として利用度が高い雌のボア種6頭、大型で肉量が多い雄雌のヌビアン種2頭。雌はいずれも妊娠している。

 この取り組みは市の山羊増殖改良推進貸付事業として初めて行われ、同日付で市山羊生産組合が割り当てた8人に貸し出した。

 同産組合は、在来種のヤギの体重が約30㌔程度にしか成長しないことから、優良繁殖種と在来種を交配することで乳量や肉量が多く、現状の2倍以上に当たる約80㌔まで成長する大型ヤギの生産が期待されるという。

 また、交配種の優良な雌ヤギを増頭することで優良な母体ヤギの頭数拡大につながることから、今後は繁殖した雌ヤギを組合会員に割り当てて生産体制を強化する。将来的に母体ヤギを年間500頭にさせる考えだ。

 市は次年度も本島から優良繁殖ヤギの購入を予定している。

 宮國組合長は「八重山でセリを開くことは地元のヤギが地元で消費できるということ。ヤギ産業の定着を図りたい」と話した。

 市農林水産部の山田善博部長は「組合が一丸となってヤギ産業を支えてほしい。八重山でヤギセリの開催や食肉センターの利用率を上げるきっかけになれば」と期待した。

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