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竹富島最大の祭事 「種子取祭」始まる

「種子取祭」の「トゥルッキ」の願いで神前に奉納の誓いをたてる演者や踊り子ら=29日夜、國吉家

「種子取祭」の「トゥルッキ」の願いで神前に奉納の誓いをたてる演者や踊り子ら=29日夜、國吉家

9日間、繁栄と豊穣の願い 来月4、5日に奉納芸能

 【竹富】国指定重要無形民俗文化財の「種子取祭」が始まった。「きのえさる」の29日午後8時から、祭りの役割を約束する「トゥルッキ」の願いが各集会所で行われ、演者や踊り子がそろって神前に奉納の誓いをたてた。公民館役員は各集会所を訪れ、玻座間狂言部、西支会舞踊部、東支会舞踊部、仲筋狂言部、仲筋支会舞踊部を激励した。

 このうち、玻座間狂言部の國吉家には、師匠や演者ら20人が伝統的な着物「アイジシン」で正装し集まった。昨年、先代から長者役を引きついだ國吉康輔さんのかけ声で礼拝をおこない、お神酒を回した。

 上勢頭篤館長は「手のあやまり、足のあやまり、口のあやまり、ケガのないことを願います」と竹富方言であいさつ。この後、おこなった稽古では、先輩から「本番のつもりで真剣にやりなさい」と厳しい檄(げき)も飛んだ。

 「昔から種子取祭は『トゥルッキ』からはじまる」と言われ、各集会所では夜遅くまで三線や太鼓の音が鳴り響き、稽古にも熱が入る。

 祭りの日程は11月1日に住民総出で会場周辺の清掃、2日に「祈願」と「幕舎張り」、3日に「フクイ(総仕上げ)」、4、5日は早朝の「儀式」の後、「奉納芸能」が執り行われる。

 各家の繁栄と豊穣(ほうじょう)を願う「ユークイ」は4日夜から5日未明まで夜を徹して催され、5日の終了後から会場片付け。6日に祭りを清算する「支払い議会」がおこなわれて9日間の種子取祭が終了する。

 また、同公民館では「4、5日は島内の観光業が休みとなるので来島の際は注意が必要」と伝えている。

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