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「マナーを守って」 マルバネクワガタの採集 

西表に生息するマルバネクワガタ(資料写真)

西表に生息するマルバネクワガタ(資料写真)

甲虫学会が呼び掛け

 日本甲虫学会の自然保護委員会は12日、西表島に生息するマルバネクワガタ類の採集に関する緊急のお願いと題する文書をホームページ上に掲載、会員にマナーにのっとった行動をとるよう呼び掛けている。

 文書によると、西表島では昨秋、これまでにない多数の採集者が殺到する異常事態が生じた。石垣島のヤエヤママルバネクワガタが石垣市の条例で規制されたためと推測されるという。

 さらに今シーズンは、国内希少野生動植物種の指定を受けたオキナワマルバネクワガタ類の採集も禁止されたことから、国内で唯一マルバネクワガタ類の採集が規制されていない西表島にさらに多くの採集者が集中するおそれがある。

 竹富町は、西表島の「奄美・琉球」世界自然遺産を目指し、自然保護審議会で保護区や保護対象種の選定を進めているところ。

 保護委は「採集者が西表島でトラブルを引き起こすことで地元感情が悪化すれば、昆虫採集に対する評価がゆがめられ、審議会での議論が昆虫類の採集規制強化へと傾き、結果的に西表島を含む竹富町の生物多様性の解明が著しく遅れることが大に懸念される」として▽法律や条例などを順守し、地域の慣習に従う▽販売や譲渡だけを目的とした採集は厳禁とし、地域の個体群サイズを配慮して採集する|ことなどを会員に求めている。

  • タグ: マルバネクワガタカブトムシ
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