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2万戸で約3時間停電 盛山付近に落雷

停電を受け、弁当などがくされないよう商品を移動させる店員=6日午前9時50分ごろ、ファミリーマート石垣シード店

停電を受け、弁当などがくされないよう商品を移動させる店員=6日午前9時50分ごろ、ファミリーマート石垣シード店

落雷の影響で保護装置が作動し、運転中の全発電機が自動停止した石垣第2発電所=6日午前11時半ごろ

市民生活や経済活動に影響

 6日午前9時6分ごろ、波照間島と与那国島を除く八重山地方全域で停電が発生した。沖縄電力によると、石垣市盛山付近に落ちた雷の影響で保護装置が発電機を自動停止したため、八重山支店管内の全域最大約2万2521戸への送電が停止した。同日午前10時22分から一部送電を開始、同日午後0時5分にはすべて復旧した。3時間の停電で市民生活や経済活動に大きな影響が出た。石垣市総合体育館は、過電流を防ぐ装置がショートしたため、利用できなくなっている。

 石垣島地方気象台によると、八重山地方は積乱雲の影響で5日午後9時13分以降、雷注意報が発令されており、6日午前9時5分ごろ、気象台から東10~20㌔の地点で雷鳴を観測した。

 沖電八重山支店によると、盛山付近で落雷があり、この影響で送電線がショート。過剰な電流を感知した保護装置が作動したため、第2発電所=南大浜=にある発電機6機のうち、運転していた発電機4機すべてが自動停止した。

 雷の影響で一部地域が停電することはあるが、発電機が停止して大規模停電が発生する例はまれという。

 発電機の自動停止を受け、沖電は同日午前10時22分、休止中の石垣発電所=石垣=の発電機を起動させ、全供給電力の4分の1を送電再開。同日午前11時6分以降、第2発電所の発電機5機を順次再開させ、安定供給ができたことを確認して石垣発電所の運転を止めた。

■総合体育館が停電被害

 復旧のめど立たず 一時利用停止へ

 落雷による大規模停電の影響で、石垣市が管理する市総合体育館は、過電流を防ぐ装置がショートしたため施設内の電気が使用できなくなった。市建設部施設管理課が対応を急いでいるが復旧のめどは立っておらず、「安全面を考慮し、当面の間は利用を控える」と理解を求めている。

 同課によると、午後0時40分ごろに電力は復旧したが、5、6分後に再び電源が落ちたという。館内の電気室で原因を調査したところ、過電流を防止する受電用遮断器が焦げ付いているのを確認したという。

 このためメインアリーナ、サブアリーナ、武道場、トレーニング室、研修室、ナイター設備がある同体育館北側の第二野球場(多目的広場)、トイレ全般で電力が使用できなくなっている。

 同課が現在、遮断器の取り換えを急いでいるが、館内で予定されている研修やスポーツ教室などイベントについては、代替施設で開催できるよう調整している。「復旧のめどが立ち次第、周知していきたい」としている。

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