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▼台湾の野球熱に火を付けたといわれる少年

 ▼台湾の野球熱に火を付けたといわれる少年野球チームがある。先住民族のブヌン族が主に暮らす台東県紅葉村のチーム。石ころと木の棒を使って野球を始めてから4年後の1968年、前年の大会で世界一になった日本のチームに7対0で勝利した▼その紅葉村で9月15日、台風14号の影響で土石流が発生した。台湾紙「自由時報」は土砂で埋め尽くされそうになっている集落の写真を掲載。自宅が土石流で被災した58歳の女性の「どうしたらいいのか分からない」という落胆の声を伝えた▼台湾にはことし、大型台風が次々に襲来している。7月の台風1号に続き、9月の同14号と同17号。台東県などのある東部は、東側から接近する台風の猛威を最初に受け止めることになり、被害がとりわけ大きい▼復旧の道半ばでまた次の台風が来る。その精神的・肉体的な負担は、八重山の人たちにはよく理解できることだろう。八重山と台湾は一衣帯水の間柄であるだけに、自然災害という面でも共有せざるを得ない苦悩がある▼1993年から活動する「台湾原住民族との交流会」(千々岩力世話人代表)は一連の台風災害に関連して、台東の先住民地域などを対象に募金活動を行っている。詳しい情報はウエブサイトで読める。関心のある方はぜひ。(松田良孝)

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