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新ごみ処理場建設へ 来年度から検討開始

機器類の経年劣化が顕著となっているクリーンセンター=9月7日午前

機器類の経年劣化が顕著となっているクリーンセンター=9月7日午前

「完結型」の施設を目指す

 石垣市は来年度から、一般廃棄物最終処分場(埋め立て処分場)とクリーンセンター(焼却処理場)の新施設整備に向けた取り組みを開始する予定だ。環境課によると、埋め立て可能年数、耐用年数がそれぞれ近づいているためで、来年度に新処理施設建設検討委員会(仮称)を設置し、建設予定地や施設規模などの検討に着手する。いずれも建設予定地の絞り込みが大きな課題となる。

 最終処分場は1999年度から供用が開始され、当初予定の埋め立て期間15年が過ぎているが、ごみの分別、資源化により延命させてきた。ことし3月末時点の埋め立て可能年数は7年と試算されている。

 クリーンセンターは97年度に供用開始され、19年目を迎える。機器の経年劣化が顕著となっているため、新たな施設を整備する必要がある。

 新施設整備に向けては来年度から建設候補地の絞り込み、基本計画・基本設計・実施計画などの策定、環境影響評価の実施などを順次進めていく。

 最終処分場は2021年度の着工、22年度の完成、23年度の供用開始、クリーンセンターは23年度の着工、25年度の完成、26年度の供用開始を計画する。

 現施設は最終処分場が総面積5万8000平方㍍、埋め立て面積1万5200平方㍍、クリーンセンターは敷地2万平方㍍、建築面積2176平方㍍と広大。

 建設地について市は市街地との距離、災害時に対応できる場所などに留意し、いくつか候補地を挙げて絞り込み作業を行う考え。

 前底正之市民保健部長兼環境課長は「今回で処分場を探すのを終わりにしたい。ごみをリサイクルしたり、廃プラを燃やしたり、灰を建築資材にするなど、埋め立てのごみをなくす完結型の施設にしなければならない」と話している。

 現最終処分場は22億2418万円、クリーンセンターは37億3350万円の建設費がかかり、新施設については相次いで建設することになることから莫大(ばくだい)な費用が必要となる。

  • タグ: 新ごみ処理場
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