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「特定健診、積極的に受けて」 町の医療事情は深刻

竹富診療所の石橋興介医師を招いて開かれた医療講話=12日夜、まちなみ館

竹富診療所の石橋興介医師を招いて開かれた医療講話=12日夜、まちなみ館

竹富診療所の石橋医師講話

 【竹富】竹富町の健康増進計画「ぱいぬ島健康プラン21」の医療講話が12日夜、まちなみ館であり、竹富診療所の石橋興介医師が「竹富島クライシス(危機)」と題し、町の医療事情について講演した。会場には住民40人が詰めかけた。

 石橋医師はプロジェクターやビデオを使って町の現状を紹介。「65歳未満の死亡率が県平均より高く、中年男性の中性脂肪や尿酸値が高いのはアルコールの多飲と運動不足が密接に関連している」と指摘した。

 また、生活習慣病が関連している疾患は重症化してから受診することが多く、高額医療費の原因となっていると説明。町内では多くの人が特定健診を受けていないことを挙げ、「この中に重度の高血圧や糖尿病が隠れている可能性が高く、重症化すると、島では生活できなくなる」と述べた。

 この後、竹富島の取り組みについて紹介。生活習慣病の治療状況や動脈硬化性疾患予防のための生活改善点を挙げた。また、間違った救急要請が医療スタッフの労働環境を悪くし、過度のストレスになっている点にも触れた。

 講話を聞いた島仲信秀校長は「死の四重奏にならないようにメタボ仲間と手を取り合って真剣に努力をしたい」と感想。上勢頭篤公民館長は「火曜日の夕方に小中学校のグラウンドでウォーキングをしている。ぜひ多くの人が参加してほしい」と呼び掛けた。(三浦彰徳通信員)

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