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レラ号11月運航予定 週2回、経済効果期待 台湾−石垣間チャーター便

11月の就航を予定しているナッチャン・レラ。CIQの実施場所の確保が課題となっている=5月14日夕、石垣港

11月の就航を予定しているナッチャン・レラ。CIQの実施場所の確保が課題となっている=5月14日夕、石垣港

入国手続き 離島ターミナル内で調整

 台湾−石垣間で定期チャーター便を計画する世界最大級の高速フェリー「ナッチャン・レラ」(1万712㌧、旅客定員774人)が11月の運航開始を予定していることが14日、分かった。9月定例石垣市議会一般質問で我喜屋隆次氏が明らかにした。就航に向けては入国手続きを行う場所の確保が課題となっており、市は石垣港離島ターミナル内に臨時のCIQ(税関、出入国管理、検疫)を設置できないか調整する考えを示した。

 チャーター便は、総合物流事業を展開するシンバネットワーク㈱あんしん(安里享英社長、浦添市)が台湾の物流大手ワゴングループ(洪清潭会長)と連携して計画しているもの。

 基本計画によると、レラ号は台湾の蘇澳港・花蓮港−石垣港を片道3~5時間で結び、月・木曜日の週2回の運航を計画。250~500人の乗船客を見込む。来年2月に千葉ロッテマリーンズとの親善試合を予定しているラミゴ・モンキーズから利用の問い合わせもあるという。レラ号は日帰りの大型クルーズ船と違い、宿泊を伴うことになるため、経済効果が期待されている。

 一方、CIQの実施を船内で行うと時間を要し、高速船を活用した旅行商品の特徴が失われるため、船外で手続きを行える場所の確保が急務となっているという。

 我喜屋氏は「CIQの手続きの時間がかかると就航できないと聞いている。離島ターミナルの一角を隔離して臨時的なCIQ施設ができないか」と要望、安里行雄建設部長は「離島ターミナルは混雑しているが、設置できるかどうか関係機関と調整、協議したい」と答弁した。

 中山義隆市長は「定期就航につながる可能性が高く、市としては積極的に受け入れたい。離島ターミナルで法的、制度的に可能であれば積極的に推進したい」と応じた。

 レラ号はことし5月14日、台湾の旅行業者ら100人の視察団(団長・蕭美琴国会議員)を乗せ、石垣港に初入港した。

  • タグ: ナッチャン・レラ台湾−石垣間
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