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DV相談300件で推移 2012年度ピークに

八重山管内のDVに関する相談件数

八重山管内のDVに関する相談件数

福祉事務所 「一人で悩まないで」

 八重山福祉事務所の配偶者暴力相談支援センターが受け付けているドメスティックバイオレンス(DV)に関する相談件数が2012年度以降、延べ300件台で推移している。同事務所福祉班の松本一班長は「初めのころに比べて一定化してきているように思う。自分一人で悩んでいても前に進まないことが多い。まずは相談してほしい」と呼び掛けている。

 センターが06年4月に同事務所に設置されて以降、DVに対する認識が広がり、相談件数は09年度まで右肩上がりで増加。10年、11年度はそれぞれ196件に減ったが、12年度から300件を超えている。

 昨年度の相談件数は341件(暫定値)で、「夫などの暴力」が132件と最も多く、「精神的な問題」が67件、「離婚」が40件、「男女関係」が30件などと続く。松本班長によると、暴力への対応が収束してもその後、離婚や生活の問題に関する相談を受けるケースが多いという。

 精神的な問題を抱えている相談者に対しては昨年度、本島から臨床心理士を招いてカウンセリングを5回実施し、10人が支援を受けた。

 一時的に保護された被害者は延べ10件で、逃げ場がないケースや、夫が探し回って危害を加える可能性のある場合などに保護するという。

 DVは保護者だけでなく子どもにも悪影響を与えたり、暴力団が絡んだりするケースがあることから幅広い支援が求められており、松本班長は「相談者がどういう形で暴力から逃れて生活の再建までつなげていけるかを市や県、関係機関などと連携し、情報を収集しながら対応していきたい」と話している。

 相談窓口は(82-2330)。

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