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リオ五輪で日本は史上最多となる41個の…

 リオ五輪で日本は史上最多となる41個のメダルを獲得、表彰式では「君が代」が12回流れた。歌う選手、歌わない選手、さまざまだった。そんな光景をみていて、今年4月に出席した小学校入学式の一コマを思い起こした▼全員起立して校歌を斉唱した後、国歌斉唱の番がやってきた。スピーカーから曲が流れる。周囲を見渡してみたが、口を動かしている人は見あたらない。聴いている、という印象だった▼君が代をめぐっては軍国主義や植民地支配に利用されたとして反発があったが、1999年に国旗は日章旗、国家は君が代として法制化され、入学式や卒業式での国旗掲揚国歌斉唱の実施率が上昇したという経緯がある▼それでもなお反発や議論はある。沖縄戦を体験した県民の中にアレルギー反応もある。どう向き合えばいいか、悩んでいる人がいるかもしれない▼辻田真佐憲さんという1984年生まれの若手研究者が「ふしぎな君が代」(幻冬舎新書)で、「君が代」の歴史を紹介した上でおもしろい提案をしている▼「君が代」を「歌う国歌」から「聴く国歌」に変えてみてはどうか、「君が代」斉唱ではなく「君が代」演奏や「君が代」放送に変えてみてはどうか、と。そうすれば強い抑圧感はもたらされない。なるほど、そういう考えもあったか。(比嘉盛友)

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