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市の「文化の殿堂」と銘打ち1986年6月…

 市の「文化の殿堂」と銘打ち1986年6月にオープンした石垣市民会館が、ことし30周年の節目を迎えた▼その記念事業で先月は、京都フィルハーモニー室内合奏団と島が生んだ歌手・夏川りみの伸びやかな歌声の協演はミミグスイ(耳の薬)だった。このような島では体感できない自主事業をもっと行ってほしいと思う▼市民会館の開館で八重山の音楽や古典民謡、舞踊など文化芸能も大きな変化をみせた。イベントのほとんどが市民会館で催され、毎年60%以上の稼働率は島の人口比からすると全国でもトップクラスではないかという▼最近はさらに催し物が多くなり、特に中ホールは予約が取りづらく、音響や照明、ステージプロデュースなども進んでいることから実演家からは、小グループや個人でも幅広く活用できる音楽、芸能館建設をとの声も聞かれる▼30年が経過し、機材の老朽化や専門職員の退職、異動などで利用者のニーズに応えられないのも事実、それだけに専門技術者の育成は急務だろう。会館利用率の高さは職員の過重負担に支えられているのが現状のようだ▼島の豊かな芸能や音楽を守り育てるためにも発表の場としての市民会館は不可欠。予算を増加し、八重山文化を先導するのにふさわしい活気あふれる場所であってほしい。(辻本順子)

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