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発酵調味料を商品化へ 11月までに完成目指す

黒麹を使って開発された発酵調味料の試作品を試食する人たち=4日午後、石垣市商工会館ホール

黒麹を使って開発された発酵調味料の試作品を試食する人たち=4日午後、石垣市商工会館ホール

石垣市 製造・販売の地元業者募集

 石垣市は、黒麹(こうじ)など石垣島産の素材を使った新しい発酵調味料を商品化する取り組みを進めている。市の委託を受け、市経済大使の小泉武夫氏(東京農業大学名誉教授)が理事長を務める特定非営利活動法人発酵文化推進機構が発酵調味料レシピを開発。市は4日、レシピを基に新商品の製造・販売を希望する地元製造業者の募集を開始、11月までに商品完成を目指す。小泉氏は「石垣産100㌫の発酵食品を全国に発信する新たな挑戦だ」と話している。

 市は4日午後、市商工会館ホールで発酵調味料レシピの公開説明会を開催、地元業者ら約20人が参加した。レシピを基に作られた試作品で味を確認、「おいしい」と好評だった。

 レシピは、同機構が開発した「発酵石垣島とうがらし」と「発酵黒糖黒麹酢」のほか、宮城大学食産業学部准教授金内誠氏が協力した「豚醤油」と「トマト醤油」、醤油老舗「日本橋ゆかり」の三代目野永喜三夫さんが手がけた「黒麹万能調味料」の5種類。

 発酵石垣島とうがらしは、唐辛子、黒麹、塩、かつお節など原料のすべてが地元産。万能黒麹だれは、黒麹のほか青パパイア、麦みそ、黒糖などが入っている。豚醤油は、豚の皮を使用している。

 市は29日まで、市内に本社か製造場所を置き、食品製造免許を有する事業者を募った後、実際に製造試験を行うなど商品づくりを進めていく。

 説明会で小泉氏は「私たちが開発したレシピを地元企業の皆さんに造ってもらい、機構が流通のお手伝いもする。それが経済大使の役割だと思っている。機構も指導するので誰もやらないものを開発しよう」と呼びかけた。

  • タグ: 石垣市黒麹(こうじ)発酵調味料
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