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十山御嶽(祖納)今月末完成 豊年祭は新しい拝殿で

完成が近づいた十山御嶽の拝殿=16日、与那国町祖納

完成が近づいた十山御嶽の拝殿=16日、与那国町祖納

 【与那国】昨年の大型台風で梁(はり)が折れ、屋根瓦が崩れ落ちるなど甚大な被害を受け、4月末から建て替え工事が行われている与那国町祖納の十山御嶽(祖納)が今月末に完成する。7月4日に公民館役員ら関係者が出席し完成式を予定しており、7月24日の祖納豊年祭は新しい拝殿で行う。

 建て替えの総工費は2000万円。町民のほか島外に住む郷友や篤志家、企業から寄付金が寄せられた。

 拝殿は鉄筋コンクリート、一部木造の平屋建て。赤い屋根瓦に白いしっくいがまぶしく、映えている。建築面積は44・89平方㍍と、旧拝殿とほぼ同規模。建物の位置を約1・8㍍後退させて前庭を広くし、これまで手狭だった奉納舞踊などを演じる場のスペースを確保した。

 近所に住む男性は「被災した拝殿を解体したときはもうだめだと心配したが立派な本殿だ、ことしは昨年台風で中止した大綱引きがあるので願いがかなった」と、拝殿の完成を喜んだ。 町民が総出で解体した旧拝殿は1948年(昭和23年)に建て替えられたもので、長い間、島の神事の主殿として人々のよりどころだった。(田頭政英通信員)

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