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新たな観光資源に期待 サガリバナ、星空の魅力

サガリバナと星空の魅力の観光資源としての可能性を探ったシンポジウム=21日午後、南の美ら花ホテルミヤヒラ

サガリバナと星空の魅力の観光資源としての可能性を探ったシンポジウム=21日午後、南の美ら花ホテルミヤヒラ

国立公園編入記念式典シンポ
持続的な保全、利活用を〜パネリスト5人が提言

 ことし4月15日に平久保半島サガリバナ群落地が西表石垣国立公園に編入されたのを記念する式典とシンポジウム(主催・環境省那覇自然環境事務所、石垣市、市観光交流協会)が21日午後、市内ホテルで開かれ、関係者や市民多数が参加した。国内では石垣島と西表島のみに分布するサガリバナ群落の貴重性を確認するとともに、自然環境を持続的に保全しながら新たな観光資源としての可能性に期待を寄せた。

 式典で自然環境事務所の西村学所長は「国の宝、国立公園として保全と利活用に取り組んでいきたい」と述べ、漢那政弘副市長が「将来にわたって保全し、地域振興にもつなげたい。これがゴールではなく次のステージのスタート」と中山義隆市長のあいさつを代読した。

 シンポは、サガリバナとすでに夜の観光資源になっている星空の魅力をどう守り、どう利活用していくか、5人のパネリストが意見を出し合った。

 10年前に平久保のサガリバナを発見し、手入れを行うなどして保全と利活用に取り組んできた米盛三千弘氏(平久保サガリバナ保存会長)は「北部には若者の働く場がなく過疎化している。地域の活性化になることをしていきたい」と決意。トイレや農道整備など、平久保サガリバナ植樹の森の環境整備の必要性も指摘した。

 宮平康弘氏(前石垣市観光交流協会長)は「自然環境が観光のメーン。サガリバナや星空など健全な夜の観光は、あと1泊あと2泊と滞在日数の増につながる」と期待した。

 大塚勝久氏は写真で平久保半島のサガリバナを紹介したほか、子どもたちへの環境教育の重要性を強調した。

 西村所長は「魅力が失われない仕組みと魅力を磨き上げる仕組みが必要だ」として▽ルール作り

▽園路など最小限施設整備▽満足度向上など受け入れ態勢の構築|などを具体例に挙げた。

 宮地竹史氏(石垣島天文台所長)は、国際ダークスカイ協会の星空保護区について「条件はそろっている。国際的に八重山の星空を売り出したい」と意欲を語った。

 コーディネーターを務めた嘉数博仁氏(沖縄新事業支援機構理事長)は「自然環境の保全・持続的な利活用の推進は、八重山の観光や経済の発展に不可欠な財産」などとした。

  • タグ: サガリバナ星空
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