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CD「与那国わらべ唄」を制作

14年度に発刊した工工四集(上)、と15年度制作のCD(下)

14年度に発刊した工工四集(上)、と15年度制作のCD(下)

与那国町教育委員会
方言、芸能文化伝承に一役

【与那国】わらべ歌を歌い教えることで消滅の危機にある与那国言葉の復活を図ろうと2014年度から取り組んでいる町教育委員会(崎原用能教育長)はこのほど「与那国わらべ唄」のCD(2枚一組)を100組、制作した。14年度に発刊した「与那国わらべ唄工工四」(100冊、声楽譜・歌意付き)と併せて活用することで方言の伝承に役立つとして与那国方言辞典編集委員会(米城恵委員長)など関係者は注目している。

 CD、工工四はともに国の一括交付金を活用した地域文化の継承と生涯学習支援事業の一環として制作。CDの監修と、工工四集の編著はいずれも宮良康正氏(民謡歌手、与那国出身)が担当した。

 CDは同氏の唄・三線付きと三線なし(アカペラ)の両バージョンで2枚一組(非売品)。「綱引き節」「どぅなん岳節」など24曲が与那国語(島言葉)で収められている。

 与那国語は単語や発音も独自に発達し、容易に理解できない特異さに町教委は「ひとたび失うと復活が難しい」と危機感を持っている。

 ひところは童謡、古謡の中の島言葉は変化しながら歌い継がれ、原形の正しい継承は難しく、町教委では、制作を機に芸能伝承保存会など関係者に対し、工工四とCDを組み合わせた活用を促している。

 制作、発刊に際しては「与那国民謡工工四」集や「与那国島の童謡集」(前新加太郎著)などを参考にしている。

  • タグ: 与那国町方言
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