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海底光ケーブル、10月までに敷設 「情報格差、解消される」

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工事安全祈願祭

 【那覇】沖縄本島―多良間―与那国―波照間のルートで総延長750㌔の海底光ケーブルを敷設する工事の安全祈願祭が8日午後、那覇埠頭(ふとう)で行われた。県の離島地区情報通信基盤整備推進事業によるもので、10月までに敷設を終える計画。海底光ケーブルが与那国島まで敷設されるのは初めて。陸上部の超高速ブロードバンド環境整備事業と併せて2016年度中には各家庭に高速回線が引き込める環境が整う。海底ケーブル敷設船「すばる」(総トン数1万㌧、最大積載ケーブル長7000㌔)の船内見学もあった。

 今回敷設する海底光ケーブルと既設のものを接続することで伝送路がループ化され、自然災害や機器の故障などで経路の一部に障害が発生しても安定的な運用ができるという。

 竹富町にはすでに海底光ケーブルが接続されているが、町内の通信網は速度の遅い非対称デジタル加入者線(ADSL)環境のまま。各家庭に光ファイバーを引き込める環境を整備するスケジュールについて、県企画部総合情報政策課は「事業対象である13市町村が残っており、17年度以降で順次進めていく」としている。

 安全祈願祭に出席した外間守吉与那国町長は「長年の悲願が達成され、離島の情報格差是正が解消される」と述べた。川満栄長竹富町長は「大容量の回線が入ってくると、大きな成果が各産業に表れると思う。今後、西表島の世界遺産登録もあり、世界に情報を発信する基盤になる」と期待した。

 漢那政弘石垣市副市長は「沖縄本島と変わらない情報通信環境が整備されて災害にも強くなり、離島の不利性の一つが解消される」

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