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老朽化した機器を新調 竹富診療所

竹富診療所を支援する会が寄付金で購入した自動分割分包機。左は石橋興介医師=3日午後、同診療所

竹富診療所を支援する会が寄付金で購入した自動分割分包機。左は石橋興介医師=3日午後、同診療所

支援する会が寄付金で購入

 【竹富】竹富町立竹富診療所(所長・石橋興介医師)で、薬を袋詰めする自動分割分包機が老朽化していた問題で、同診療所を支援する会(島仲彌喜代表)は新たな分包機1台を寄付金で購入し、3日午後、同診療所に贈った。竹富公民館の上勢頭篤館長は「多くの人の善意に感謝している。不具合のない機械で安心安全に薬を受け取ることができる」と感謝した。

 旧分包機は昨年5月ごろから袋を閉じる機能に不具合が生じていた。同型の分包機は2012年9月にメンテナンスサービスが終了しており、故障した場合、修理することができないため、町は「財政が厳しいので2016年度に県のへき地診療所整備事業を導入して購入する」との方針を示していた。

 支援する会では「地域住民の健康に関わる重要なこと。何かあってからでは遅い」として、ことし1月上旬に島民や郷友会、インターネットなどを通じて寄付を募り、2月2日までに県内外の313人から238万2000円が寄せられた。

 新たな分包機は約200万円で購入。内蔵のパソコンに事前にデータを入力しておくと、患者の名前を入力するだけで指定の薬を分包することができる。服用する時間帯も袋に印字される。

 支援する会は残った寄付金を診療所の備品購入に充てることなどを検討している。

 町は、新たな分包機が整備されたことを受け、同事業で別の医療備品を購入することを検討している。

 贈呈式で、島仲代表は「多くの人に協力してもらい、感謝している」、石橋所長は「皆さんの気持ちに応えるためにも、島の人たちに健康を守っていきたい」とそれぞれ述べた。

 診療所を利用している内盛勇さん(90)は「地元で安心して暮らせるのは診療所のおかげ。分包機が新しくなってうれしい」と話していた。

  • タグ: 竹富診療所自動分割分包機
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