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北朝鮮の“長距離弾道ミサイル発射騒動”

 北朝鮮の“長距離弾道ミサイル発射騒動”がまた勃発した。週明け8日から25日の間に発射されるミサイルが上空付近を通過するとして、防衛省が石垣市と宮古島市に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)配備を決めたのだ▼4年前の2012年4月にも同じルートで発射が通告され、防衛省は近海にイージス艦、那覇、宮古、石垣にPAC3を配備。大規模な迎撃態勢を展開した▼石垣では約450人(与那国にも約50人)の自衛隊員と多数の軍事車両やヘリなどが約3週間も滞在。初のPAC3配備は物々しい厳戒で市民にさまざまな波紋を広げた。結局北朝鮮のミサイルは発射直後に空中爆発して失敗。「大山鳴動して鼠一匹」の騒ぎに終わった▼当時識者は、北朝鮮ミサイルの予想軌道がPAC3の射程から大きく外れていることで住民の危険除去の意味を否定▼その上で「防衛省は北朝鮮のおかげで部隊の訓練と宮古、八重山に自衛隊配備の地ならしができたと感謝状を贈りたいほど喜んでいるはずだ」と揶揄(やゆ)していた。そういう姑息(こそく)な思惑の配備が今回も一方的に許されていいものか▼前回市民から「そういうものに巨額の税金が使われるのはおかしい」と疑問があったが、加えてその受け入れが事実上市長の一存で決められているのも疑問だ。(上地義男)

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