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非常用発電装置発注へ 与那国町、台風被災に備え

昨年9月の台風21号による停電で外部との連絡がとれなくなった町役場。今年の台風シーズンを前に非常用発電装置の導入の設備を進めている=2015年12月17日午後

昨年9月の台風21号による停電で外部との連絡がとれなくなった町役場。今年の台風シーズンを前に非常用発電装置の導入の設備を進めている=2015年12月17日午後

役場と防災無線中継局に

 【与那国】昨年9月28日の台風21号による停電で外部との連絡がとれなくなる事態に陥った町は、今年の台風シーズン前に非常用発電装置を導入できるよう準備を進めている。役場と防災無線の中継局に、1回の給油で24時間以上の連続運転が可能な発電装置を整備するもの。今月中に発注し、6月までの完了を目指す。

 役場は、台風21号で引き込み線の断線で停電。同月28日夕から29日午後1時50分ごろまでの間、固定電話などが使用不能となり、携帯電話も通信ケーブルが故障で使えず、外部との通信が遮断された。

 これを受け、町は一括交付金の活用を国に申請、昨年12月に交付が決定した。併せて消防ポンプ車の購入も決まり、8月ごろまでに導入したい考え。発電装置は約6000万円、ポンプ車は2000~3000万円の事業費を計画する。町の負担はそれぞれ2割。

 発電装置は役場敷地内、久部良岳の中継局に設置。役場に置く発電装置は隣接の診療所にも対応する。中継局は役場から流す防災放送を祖納、久部良、比川の防災無線に伝送する施設となる。

 発電装置には給油タンクがあり、1回の給油で33時間連続運転を可能とするものを予定しており、総務財政課は「発電装置で1日半もてば台風も通過するだろう」としている。

 消防ポンプ車は現在、1台保有しており、2台体制にして消火活動の強化を図る。町内の火災はほとんどが原野で起きているが、消火栓は集落内にあるため、ポンプ車は水がなくなると往復しなければならないという。2台あれば 継続した消火活動が行えるようになる。

  • タグ: 非常用発電機与那国町
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