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住民投票まで3週間市新庁舎建設位置

新庁舎の建設位置をめぐって委員17人による投票を行い、ホワイトボード(奥)で集計を行う新庁舎基本計画策定委員会=2015年11月27日午後、石垣市健康福祉センター

新庁舎の建設位置をめぐって委員17人による投票を行い、ホワイトボード(奥)で集計を行う新庁舎基本計画策定委員会=2015年11月27日午後、石垣市健康福祉センター

「現在地」「旧空港跡地」二者択一
「病院跡地」望む意見も

 石垣市の新庁舎建設位置に関する住民投票が行われる2月7日まで残り3週間になった。建設位置については、新庁舎基本計画策定委員会(委員長・神谷大介琉球大学工学部准教授、委員19人)が「現在地」「旧空港跡地」「八重山病院跡地」の3候補地で検討してきた経緯があるが、市議会は「病院跡地」を外し、残りの二つから一つを選ぶ条例を可決した。「病院跡地」を望む意見を有権者がどのようにくみ取って住民投票に臨むのか。

 ■策定委は1票差で「現在地」

 策定委は2014年10月から昨年12月まで、8回にわたって新庁舎の建設位置などを協議。計11回の地域説明会を開くとともに、「広報いしがき」で全市民(約2万3000世帯)を対象に市民アンケートを実施し、190件の回答が寄せられた。

 建設位置については当初から「現在地」と「高台」で意見が二分。市側が「現在地」「旧空港跡地」「病院跡地」の3案を提示し、議論を重ねた結果、昨年11月の投票で1票差により「現在地」に決まった。

 市議会で二者択一決定

 策定委が建設位置を決めるのを前に市議会の新庁舎建設に関する調査特別委員会(伊良皆高信委員長、委員8人)は「新庁舎の議論が市民に浸透していない」(伊良皆氏)として、住民投票条例を提案する方針を固めた。

 昨年の12月定例市議会では、住民投票自体には出席議員全員が賛同。ただ、「現庁舎跡地」か「旧空港跡地」の二者択一とするか、「病院跡地」を加えた三者択一とするかで意見が分かれ、採決によって二者択一が決まり、「病院跡地」は選択肢から外れた。

 2番目に多い「病院跡地」

 市のアンケートでは、3候補地の順位付けは行っていないが、「病院跡地」を望む意見は3候補地の中で2番目に多い。

 人口重心に最も近く、四カ字の後背地 で交通の利便性がよいことや国の緊急防災・減災事業を活用できる点が評価されていた。一方、防災面では、一定の海抜を確保できるものの、新川川に隣接するため大雨時の冠水や震災時の津波が川をさかのぼることを懸念する意見もあった。

 「病院跡地」に対するこうした意見を有権者がどのようにくみ取り、判断するのかという点も、住民投票のポイントとなりそうだ。

  • タグ: 新庁舎建設
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