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与那国町人口1500人割り込む 統計史上初のマイナス

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若年者の定住促進が課題 陸自配備で3月は増加か

 【与那国】2015年の町の年間平均人口は1489人となり、統計が残る1920年以降、初めて1500人を割り込んだことが町の月別人口動態表で分かった。15年は5月を除く全月で1400人台後半が常態化した。ことし3月末には陸上自衛隊沿岸監視部隊150人規模の配備により、1600人余に増える見込みだが、短期的な歯止め策にすぎず、町には中長期を見据えた対応が求められてくる。

 町が各月末でまとめている人口は、14年12月に1500人を割り込んで以降、ことしに入っても回復せず、転入者の多い5月に1503人になったものの、6月以降、再び1400人台後半で推移した。

 15年は転入162人、転出160人とわずかに社会増となる一方、出生数12人に対し死亡数21人と自然減が多く、産業振興による若い世代の定住促進が引き続き大きな課題となっている。

 ことし3月末以降、自衛隊員150人が配備されれば、人口は1600人余に増える見込み。外間守吉町長は「当面それ以外に(人口増対策は)ないだろう」と期待するが、根本的な解決策につながるかどうかは疑問符がつく。隊員の人口に占める割合は約9%になる。このまま住民が減り続ければ、隊員の人口比率が大きくなる事態も想定される。

 上地常夫総務財政課長は「全国の離島と同様、人口減少に歯止めがかかっていないのが悩み。長命草に続くものをブランド化、産業化するなどして、人口を増やす定住促進策を講じる必要がある」としている。

  • タグ: 与那国町平均人口
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