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JAおきなわ石垣牛 枝肉初セリ、幸先良いスタートに

JA石垣牛の初セリに参加する購買者ら。高値で競り落とした=8日午前、八重山食肉センター

JA石垣牛の初セリに参加する購買者ら。高値で競り落とした=8日午前、八重山食肉センター

前年上回る高値で取引 あらためて増産求める声も

 JAおきなわ八重山地区本部畜産振興センター(大城政良センター長)の石垣牛枝肉初セリが8日午前、㈱八重山食肉センターで行われ、15頭が取引された。販売総額は1929万円で、キロ当たりの平均価格は前年の2523円を13.8%上回る2927円の高値が付き、最高は3460円だった。肥育農家にとって幸先の良いスタートとなる一方、購買者からは「需要に追い付いていない」とあらためて増産を求める声が上がった。

 石垣牛は昨年1年で684頭が販売され、平均単価2392円、販売総額6億8911万円の実績があった。

 初セリでは15頭のうち12頭が歩留まりと肉質の等級(最高A5)でA4以上と格付けされ、上物率は前年を13ポイント上回る80%。15頭の平均体重は436.5㌔で、1頭当たりの平均価格は128万6026円だった。

 最高のキロ単価がついた小波本牧場の小波本英良代表(46)は「これからも頑張ろうというスイッチが入った。今後もおいしい石垣牛を一生懸命つくる。飼料の草はすべて自分でつくったものを使っており、かわいがって育てれば結果はついてくる」と今後の生産にも意欲的。

 石垣牛肥育部会(準会員含め36人)の仲大盛吉幸部会長は「肉質もセリ値も今までの初セリでは一番良いのではないか。目標の1000頭に近づけるよう生産者としても努力していきたい」と話した。

 購買者のうち、金城冷凍食品美崎町店の金城幸喜店長は「消費者においしい石垣牛を届けていきたい」と決意を新たにする一方、「供給が需要に追い付いておらず、増産してもらいたい。そうすれば価格も安定し、消費者に届けやすくなる」と要望した。

 セリ開始前にはセレモニーがあり、大城センター長、中山義隆石垣市長らがあいさつ、増頭対策に触れた。(価格は税抜き)

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  • タグ: JAおきなわ八重山地区本部畜産振興センター枝肉初セリ
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