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フルスト原に大勢の市民 十数年ぶりに遺跡説明会

フルスト原遺跡の出土品に見入る子どもたち=20日午後、同遺跡

フルスト原遺跡の出土品に見入る子どもたち=20日午後、同遺跡

石垣市教育委員会

 国指定史跡フルスト原遺跡説明会(石垣市教育委員会主催)が20日、現地で開かれた。説明会の開催は十数年ぶり。約150人の市民が参加し、市教育委員会の学芸員から遺跡の概要や調査の成果、整備方法について聞くとともに、土器や中国産陶磁器などの出土品に見入っていた。

 フルスト原遺跡は1978年に国史跡に指定。集落遺跡で石塁(石積の囲い)遺構が連結している。市教委は92年から発掘調査・保存修理事業を行っている。これまでに15基の石塁が確認されており、このうち7基を復元するとともに、芝張、見学路の設置など約4000平方㍍にわたって整備している。

 説明会では学芸員らが、石塁は、14~16世紀にかけて集落が形成された際に屋敷を囲う石積として使用されてきたことや、その後、周辺地区の墓地となったことを紹介した。

 遺跡の一角では中森式土器やピロースク式土器、カムィヤキ(陶器)などの出土品を展示し、参加者が熱心に見入っていた。

 石垣市宮良の宮田桂子さんは「日ごろ、遺跡の周辺を通っているが、どういう遺跡なのか分からなかったので興味があった。説明してもらったので、これからは知人を案内できる」と感想を話した。

 市教育委員会文化財課の古堅博之課長は「説明会を通してフルスト原遺跡の現況を知ってもらうことができた。多くの人に見学に来てもらいたい」と述べた。

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