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新八重山病院の早期着工を 2度の入札不調に危機感

新八重山病院の完成予想図。2度の入札不調で17年度開院に遅れが出る可能性も出ている

新八重山病院の完成予想図。2度の入札不調で17年度開院に遅れが出る可能性も出ている

10日にも県に要請 17年度開院遅れる可能性

 新八重山病院の建築工事が2度も入札不調に終わったことを受け、八重山の医療を守る郡民の会(宮平康弘会長)は3日、市内の飲食店で役員会を開き、「このままだと2017年度の開院が遅れる」として、県病院事業局(伊江朝次局長)に早期に着工するよう要請することを決めた。宮平会長らが10日、県庁で直訴する。

 県病院事業局県立病院課によると、建築工事は4工区に分けて発注を予定。9月16日に入札を行い、JV(共同企業体)3社が応札したが、入札額が予定価格を超過して不調となり、再入札にも応じなかった。11月25日に行った2回目の入札では1社も応札しなかった。

 予定価格をめぐって発注者の県と業者の間に開きがあるためで、関係者によると、人手不足による労務単価の上昇も要因の一つになっているという。

 県立病院課は業者側から聞き取りを行うなどして不調の原因を把握し、今後の対応を検討することにしており、「年内には入札を行いたい」としている。

 仮に年内に入札が成立しても、工期の開始が約3カ月ずれ込む見通し。

 宮平会長は「2回も不調になったことを大変心配しており、郡民の声を届けたい。どうすれば打開できるか知恵を出してもらい、一日も早い着工をお願いし、激励もしたい」としている。石垣市婦人連合会の宮良和美会長は「近くの病院で安心して医療を受けられることが私たちの望み。切実な願いを届けたい」と話した。

  • タグ: 新八重山病院入札不調
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