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豊作に感謝し結願祭 厳かにミルクと福禄寿

子どもたちを引き連れて登場する北集落のミルク=20日午前、嘉保根御嶽

子どもたちを引き連れて登場する北集落のミルク=20日午前、嘉保根御嶽

小浜島 大勢が島の伝統行事満喫

 【小浜】国の重要無形民俗文化財に指定されている小浜島の結願祭が20日、嘉保根御嶽で開かれ、地域住民や郷友、観光客らが島の伝統行事を満喫した。

 結願祭はことしの豊作に感謝し、来年の五穀豊穣(ほうじょう)と住民の無病息災を願う島の三大行事の一つ。旧盆と種子取祭の芸能とともに2007年、一括して国の重要無形民俗文化財に指定された。

 結願祭は午前9時ごろ、北集落の「ミルク」と南集落の「福禄寿」が住民を引き連れて集落内を練り歩き、嘉保根御嶽に到着。

 庭の芸能ではミルクと福禄寿の座回り(ザーマーリィ)を手始めに太鼓や獅子、棒踊りなどを奉納。棒では、ヤリやなぎなたなどに加え、赤いふんどし姿で竹棒を持ったこっけいな「三人棒」も披露され、観客の笑いを誘った。

 舞台の芸能では北が「グジンフー」や「赤田主」「マミトーマ」、南が「赤馬節」や「夜雨節」「目出度節」などの踊りのほか、狂言を交互に繰り広げ、来場者が見入った。

 小浜公民館の大久英助館長は「先人たちが築き上げてきた伝統文化に誇りを持ち、後世に継承しながら、さらに発展させていきたい」とあいさつした。

  • タグ: 結願祭重要無形民俗文化財小浜島
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