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移転反対の意見相次ぐ

西表大原への移転に反対する声が相次いだ竹富地区での地域説明会=13日夜、竹富島まちなみ館

西表大原への移転に反対する声が相次いだ竹富地区での地域説明会=13日夜、竹富島まちなみ館

役場位置問う住民投票

竹富島での説明会に51人

 

 【竹富】2日から始まった竹富町の「役場の位置についての意思を問う住民投票」の地域説明会は13日の竹富島で終了した。説明会には竹富地区の51人を含め町内10カ所で計494人の町民が参加。役場の位置を石垣市内と西表島・大原とした場合の双方のメリット、デメリットなどの説明を受けた。今後は、投票日5日前の24日に住民投票が告示され、同日夕には町役場職員に対する説明会、29日投票、30日開票が予定されている。

 竹富島まちなみ館で行われた竹富地区の説明会では、役場を西表大原に移転した場合「職員の交通費や出張費などが増加し、将来的に町財政を圧迫しかねない」など、役場移転に反対する意見が相次いだ。一方で、西表大原への移転を望む声もあった。

 大原に移転することで通勤手当が現在の10倍になる可能性や、出張旅費の増大で将来的に町財政の圧迫につながる恐れを指摘した男性は「大原に移転したことで、財政が苦しくなり、やっぱり石垣市内が良かったと後悔することがないようにしてもらいたい」と要望。

 これに対し、川満栄長町長は「役場が移ったことで財政が苦しくなることのないように努めていきたい」と述べるにとどめた。

 また、別の男性が、市町村合併の賛否を問う住民投票で100票差で合併という結果が出たにもかかわらず議会で否決された経緯があることを指摘し「今回の住民投票も撤回されるのではないか」とただしたのに対し、川満町長は「条例で町長も議会も住民投票の結果を尊重するとなっている。住民の意思は無視できない」と述べ、住民投票の結果が重視されるとの認識を示した。

 石垣市内での役場や支所の建設については、高台での検討や町民が宿泊できる施設を兼ね備えた庁舎の建設などの要望もあった。

 また、資料についても「メリット・デメリットを数字で明確にしたもので客観的に判断したい」として、説明不足を指摘する声もあった。

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