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種子取祭始まる 庭と舞台の芸能満喫

竹富島最大の行事「種子取祭」。勇ましい掛け声とダイナミックに踊るウマヌシャーには場内から大きな拍手が起こった=10日午前、世持御嶽

竹富島最大の行事「種子取祭」。勇ましい掛け声とダイナミックに踊るウマヌシャーには場内から大きな拍手が起こった=10日午前、世持御嶽

国指定重文600年の伝統

 【竹富】国指定重要無形民俗文化財の「種子取祭」(タナドゥイ)の奉納芸能が10日から2日間の日程で世持御嶽で始まり、初日は庭の芸能と玻座間村による舞台芸能が奉納された。種子取祭は種を蒔き、農作物の豊穣(ほうじょう)を祈願する同島最大の行事。約600年の歴史があるとされている。会場には地域住民をはじめ郷友や観光客など大勢の見物客が詰めかけ、数々の奉納芸能を堪能した。11日は仲筋村の舞台芸能が行われる。

 この日は早朝から神司による祈願、公民館役員らがドラや太鼓を打ち鳴らしながら集落内の主事宅を訪ねる「参詣」が行われ、世持御嶽で役員らを迎えた後、午前9時30分ごろから庭の芸能が始まった。

 迫力ある棒や太鼓、女性による「マミドー」「ジッチュ」「マサカイ」「腕棒」、男たちが馬型を体にくくり付け、ダイナミックに跳びはねる「馬乗者(ンーマヌシャ)」などを奉納。

 舞台芸能では、玻座間村によるミロクや鍛冶工狂言、うつぐみの心を表現した舞踊「しきた盆」「竹富口説」、組踊の「伏山敵討」「曽我兄弟」、現代喜劇「ガイジンナー」など35演目が夕方まで延々と繰り広げられた。

 観光客も島挙げての古式ゆかしい伝統行事を心ゆくまでたんのう、拍手を送っていた。

  • タグ: 種子取祭国指定重要無形民俗文化財竹富
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