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保全管理計画年度内に策定 西表島

西表島の森林生態系保護と保全管理計画について意見を述べる西表島森林生態系保護地域保全管理委員会の芝正巳座長(中央)=9日午後、大浜信泉記念館会議室

西表島の森林生態系保護と保全管理計画について意見を述べる西表島森林生態系保護地域保全管理委員会の芝正巳座長(中央)=9日午後、大浜信泉記念館会議室

森林生態系保護で最終協議

 西表島森林生態系保護地域保全管理委員会(座長・芝正巳琉球大学農学部付属亜熱帯フィールド科学教育研究センター教授、委員8人)は9日午後、大浜信泉記念館で5回目の会議を開き、西表島の森林生態系を保護する保全管理計画について最終協議を行った。出席した地元の観光団体や委員からは、外来植物の防除や増加するエコツアー業者の規制を求める声が上がり、林野庁九州森林管理局は「地元の意見を反映させた計画を年度内に策定したい」と述べた。

 同計画は、日本最大規模のマングローブ林や亜熱帯性の広葉樹林の保全を目的に国の特別天然記念物のイリオモテヤマネコなどの野生動物の保護につなげるのが狙い。

 林野庁は、西表島の国有林野を保全管理するために島内の2万2367㌶を森林生態系保護地域とし、9999㌶の保存地区と1万2368㌶の保全利用地区に指定している。

 会議のなかで地元観光団体は、西表島でエコツーリズムを行う業者が80社に増加していることを指摘、山や森へ多くの観光客が訪れていることから「自然を保護しながら観光を楽しむエコツアーが行われていない。多くの人が山に入ると、生態系にも問題が生じる」と懸念。

 委員からは「世界自然遺産登録への動きがあることから、国内外の観光客が入り込んでいる。行政が事業者に指導する制度が求められる」と指摘した。

 芝座長は「計画策定で地元と行政が意見を共有することが重要」と述べた。

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