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黒島は移転に意見割れる

役場建設地をめぐって意見が割れた黒島地区の住民説明会=3日夜、黒島伝統芸能館

役場建設地をめぐって意見が割れた黒島地区の住民説明会=3日夜、黒島伝統芸能館

役場位置問う住民投票 説明会に39人が参加

 【黒島】29日に実施される「竹富町役場の位置についての意思を問う住民投票」に向け、黒島地区の住民を対象にした町主催の地域説明会が3日夜、黒島伝統芸能館で開かれ、「石垣市内でも高台であれば防災上の問題は解消される」、「町役場は町民のためにあるべきなので役場は町内においてほしい」と意見が割れた。

 説明会には39人が出席。西表島大原への移転に反対する住民の一人は「現状で防災上の問題があるのであれば、八重山病院の跡地や旧空港跡地など、石垣市内の他の場所での建設は検討していないのか」との質問に対し、勝連松一企画財政課長は「具体的な場所は検討していないが、住民投票の結果で石垣市内となった場合は検討していく必要がある」と述べた。

 大原への移転を望む男性は「出張所機能を分厚くして、本庁をスリム化することで、島民の利便性が高くなるのではないか」と指摘。川満栄長町長は「利便性を低下させないということが、有識者委員会の提言にもなっている。支所や出張所での行政サービスの維持、拡大に努めたい」と述べた。

 町側が準備した説明資料で、西表大原は場所が決まっているのに対し、石垣市内は具体的な場所が決まっていないため現庁舎を対象にしていることについて「仮設と決定事項を並べて比較対象にして投票するには疑問が残る」として町側の対応を批判する声も。

 これに対し、町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会(上妻毅委員長、委員9人)の上妻委員長は「どこにつくるのかではなく、あくまでも新庁舎と支所、出張所の機能分担のあり方についてどうあるべきか、各委員で投票して評価をまとめている」と説明した。

 西表大原に建設した場合、支所や出張所も本庁と同時に供用開始できるかの質問に、川満町長は「本庁舎と支所はなるべく同時並行にできるようにしていきたい。出張所の場合は場所の取得などの時間がかかる場合がある」と話した。

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