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沖縄特例通訳案内士、県内一斉に入校式 石垣で19人受講、来年に資格試験

沖縄特例通訳案内士の資格取得に向け、講義をスタートした石垣地区の受講生=6日午後、石垣市営野球場1階会議室

沖縄特例通訳案内士の資格取得に向け、講義をスタートした石垣地区の受講生=6日午後、石垣市営野球場1階会議室

中国語など学ぶ「外国人観光客もてなしたい」

 県が専門通訳ガイドを育成する事業「沖縄特例通訳案内士」の石垣地区入校式が6日午前、石垣市営野球場1階会議室で行われた。同事業は3年目。入校式は県内4地区で一斉に行われ、石垣地区では中国語13人、英語6人が受講。韓国語はなかった。来年1月10日の資格認定試験の合格を目指す。石垣ではこれまでに7人が同資格を取得している。事業を受託する㈱チャイナゲートウェイの周文代表取締役は「外国人観光客の増加に伴い石垣での通訳案内士は必要。資格を取得して地域のガイドとして活躍してほしい」と期待した。

 県内では韓国や中国、台湾、欧米などの外国人観光客の増加で通訳ガイドのニーズが多様化。八重山への外国人観光客は台湾からのクルーズ船や空路の定期便就航により台湾人観光客がほとんどで、不足する中国語の専門通訳ガイドの確保が課題とされ続けてきた。

 本年度、石垣地区では28人が応募。県の書類選考や面接などの事前審査で19人が受講。県内全体では179人が応募し、中国語64人、英語17人、韓国語5人だった。

 受講生は地域の文化や歴史などの地元学、旅程管理や語学などを学ぶ。受講時間は英語一般コースで152時間、中国語速成コースで104時間。講師は英語が2人、中国語と各講義の講師は本島から派遣される。資格取得後、地元企業とのマッチング会で就職や通訳案内士としての業務委託を結ぶ予定。

 中国語コースを受講した吉本美雪さん(64)は「厳しい試験だが、合格できるように頑張る。外国人観光客をおもてなしできるようにしたい」と意気込んだ。

 周代表取締役は「国家資格の通訳案内士を仕事にしている人は少なく、専攻言語が英語に偏重していることも課題。地元自治体が中国語の案内士を増やし、島の魅力を発信してほしい」と必要性を訴えた。

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