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パインの新品種を開発 糖度高く、品質が向上

糖度が高く、病害の発生が少ないパインの新品種「沖農P17」

糖度が高く、病害の発生が少ないパインの新品種「沖農P17」

県農林水産部

 【那覇】県農林水産部は29日までに、糖度が高く、病害の発生が少ない生食用パイナップルの新品種「沖農P17」を開発したと発表した。2008年から石垣市などで地域適応性を検討した結果、優れた特性が明らかになり、今年2月に農水省に品種登録を申請し、7月に受理された。来年度にも登録される見通しで、県は本年度3万本の苗の増殖などに取り組み、高単価商品として農家に普及を図るとしている。

 沖農P17は、00年から県農業研究センター名護支所が開発に着手。葉にトゲがなく果肉は白く香りが高い「ゆがふ」と、酸度が低く食味が良く、苗の発生が多い「サマーゴールド」を掛け合わせ、優良個体の選抜などを繰り返して品質を向上させた。

 市や竹富町、東村に設置した展示圃で行った実証試験では、果実重1100㌘程度、糖度が19%以上と世界の主要品種と比較して甘みが強く、食味が良いことが分かった。

 また、果実に黒い斑点が出て味が落ちる小果腐敗病や烈果果実が発生しにくかった。果実を支える茎が短いことから、台風でも折れたり倒れたりする被害が少なかった。さらに次の種苗となる「えい芽」や吸芽の発生が多く、自家採苗や株出しが容易にでき、生産農家にとっては栽培管理の効率化も図れる。

  • タグ: 新品種パイナップル
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