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石垣市登野城で71.0㍍の観測史上最高の…

 石垣市登野城で71.0㍍の観測史上最高の最大瞬間風速を記録した台風15号が過ぎ去り、4日が経過した。石垣市内の主要道路は飛散物がきれいに片付けられ、台風の痕跡は消えつつある▼だが、一歩目抜き通りを外れると、倒れたままの塀や風で飛ばされたフェンス、ほ場の中にトタンなどが散見され、まだまだ台風の爪痕が残る▼被害を受けた人たちの話しを聞くと、アンテナが飛ばされ、テレビが見られない程度の軽いものから、ガラスが割れ、室内がグチャグチャになったケースもあるようだ▼アパートなどでは上階のベランダの排水溝が詰まり、あふれた水が通気口から床下に流れ込み、下階が雨漏りするケースが多発。たまった水を抜かない限り、雨漏りを止めることもできず、長期化する雨漏りに困惑する人も▼早めに復旧し、元の生活に戻りたくても、あまりの被害数の多さに加え技術者不足もあり、工事を請け負う業者も手が回らないのが現状で、復旧が見通せない状況も▼地域では、「ソーロン台風」の後片付けもそこそこに26日から旧盆入り。各地で伝統行事のアンガマが招かれた家々を回り、踊りと珍問答を繰り広げている。ウシュマイ(翁)とンミー(媼)に、被害がでない後生(ぐしょう)の台風対策を一度、聞いてみたいものだ。(下野宏一)

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