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郡内ホテル 稼働率8割

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沖縄公庫調査 開港効果が鮮明に

 客室単価も上昇

 

 2013年3月7日の南ぬ島石垣空港の開港以降、八重山のホテルは8割近い稼働率を維持していることが26日、沖縄振興開発金融公庫の調査で分かった。開港以降の観光客の伸びによるもの。2008年のリーマンショック以降、低価格の状態が続いていた客室単価も上昇しており、ホテル関係者は「まだリーマンショック前の水準までは達しおらず、開港3年目の今年が正念場だ」と話している。

 

業界、今年が正念場

 

 調査は、飲食部門や婚礼部門などを持つリゾートホテル6施設、宿泊のみの宿泊特化型ホテル5施設が対象。

 調査結果によると、リゾートホテルは開港前年度(12年度)の67%から開港年度には79.3%に上昇、開港翌年度は77.8%だった。宿泊特化型ホテルは開港前年度から順に60.3%、72.8%、77.7%と推移した。

 各ホテルは高稼働率を背景に客室単価を上げており、リゾートホテルでは開港前年度から約30%増の平均1万8447円、宿泊特化型は同27.1%増の同6844円にした。稼働率と客室単価の上昇により、一室当たりの平均売上高も伸びている。

 公庫は、ホテル側の課題として、沖縄本島より人手不足が深刻化しているほか、客室単価の上昇と宿泊客の満足度に乖離(かいり)がみられると指摘。「開港効果を持続的なものにするために、受け入れ側の質の向上と充実が重要な課題」としている。宿泊需給の逼迫(ひっぱく)、国際線ターミナルの狭隘(きょうあい)さなど、インフラ面の課題も浮上しているという。 

 石垣市内のホテル経営者の一人は「今年中に客室単価を上げないと、来年以降は難しくなるだろう。少子化の影響などで国内の旅行需要は伸びないので、開港効果を維持するためには、海外からの旅行客を増やしていく必要がある。これによって観光客数も客室単価も維持したい」と話した。

  • タグ: リゾートホテル
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