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八重山全域で猛威 台風15号

台風15号の暴風で鉄骨製のプレハブ屋根が飛ばされて電柱を倒壊した=24日午前11時20分ごろ、りゅうせき八重山支店前

台風15号の暴風で鉄骨製のプレハブ屋根が飛ばされて電柱を倒壊した=24日午前11時20分ごろ、りゅうせき八重山支店前

2万世帯で停電 46世帯93人が自主避難

 非常に強い台風15号は23日午前から24日朝にかけて八重山地方を暴風域に巻き込み、郡内では石垣市を中心に大きな被害が相次いだ。強風にあおられて転倒したり、割れた窓ガラスでけがをするなど市内で5人がけが。沖縄電力によると、23日午後11時時点で最大2万1500世帯が停電。石垣市の45世帯90人と竹富町の1世帯3人の計46世帯93人が指定避難所に自主避難した。農作物への被害は各自治体の担当者が調査中だが、台風の直撃を受けたことで甚大な被害が予想される。(3面に写真特集、6面に関連)

 沖縄電力は復旧作業に全力を挙げているが、24日午後9時現在、1万500世帯で停電が続いている。全面復旧のメドはたっていない。

 市災害対策本部によると、海に近い数軒のホテル駐車場で車両数台が横転したほか、登野城漁港で漁船1隻、遊漁船1隻が沈没。民家の屋上に設置されている貯水タンクの落下やブロック塀の倒壊のほか、石垣市総合体育館メインアリーナでは天井2カ所が壊れる被害があった。

 24日午前は倒木で通行が妨げられる道路が各地であり、宮良牧中の農道と県道石垣港伊原間線の伊原間野底間では電柱が倒壊して一時、道路をふさいだ。

 市街地ではホテルミヤヒラで鉄骨製のプール屋根が強風で道路に飛ばされ、そのあおりで付近の電柱も倒壊。同日午前中に道路を通行止めにして撤去作業を行った。

 市消防本部は風にあおられて転倒した車から運転者を救助したり、避難希望者を避難所に誘導したりするなど、今回の台風で23日午後5時から24日午前2時すぎまでの間に78回出動した。2006年9月16日の台風13号で出動した85回に次ぐ最多出動件数となった。

 八重山署によると、市内にある信号機88基のうち、停電による消灯21基のほか、破損15基の被害が出ている。

 竹富町災害対策本部によると、町内では1世帯3人が竹富島高齢者ゆくい処に自主避難した。船浦中学校体育館の天井が壊れ、町離島振興総合センターの窓ガラスも割れた。

 与那国町では大きな被害は確認されていない。

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