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八重山肥育センター 石垣牛を増産へ 新たに牛舎1棟増設

八重山肥育センターで飼育されている石垣牛=21日午前、石垣市白保

八重山肥育センターで飼育されている石垣牛=21日午前、石垣市白保

牛舎の増設が計画されている八重山肥育センター=21日午前、石垣白保

来年度着工、17年度に完成 100頭の飼育可能に

 JAおきなわは石垣牛の増産を図ろうと、八重山地区本部畜産振興センターが直営する八重山肥育センター(石垣市白保)の牛舎を現在の7棟から8棟に増やす計画を進めている。2016年度に着工し、17年度内に完成させる予定。増設される牛舎の面積は約1400平方㍍で、100頭を飼育できる。石垣牛は認知度の高まりで需要が伸びているため、現在の飼養頭数約450頭から約550頭に増やして対応する考えだ。

 肥育センターは郡内で生まれた子牛を購入、管理マニュアルに基づいて飼育して出荷している。出荷期間は去勢で生後24〜35カ月、雌で24〜40カ月と定められている。

 畜産振興センター(大城政良センター長兼畜産部長)によると、2014年度の石垣牛販売実績は683頭、6億937万円(税別)。

 683頭のうち、石垣牛肥育部会(仲大盛吉幸部会長、38人)の農家らが468頭、肥育センターが215頭を出荷した。

 飼養頭数の多いセンターは、農家側の出荷頭数が不足したときに多く出荷するなど需給調整を行っているが、需要のピーク期には枝肉重量が多くとれる月齢28〜30カ月に達する前の出荷を余儀なくされており、「頭数が増えると出荷の調整がしやすくなる」(同センター)という。

 肥育部会は年間1000頭の出荷体制を目標に掲げており、仲大盛部会長は「部会だけで増頭するのは難しく、JAが増頭するのは歓迎だ。目標に向かってみんなで取り組んでいきたい」と話す。

 大城センター長は「島内への供給が落ち着けば、外にも出せる状況になるので、食肉センターを生かしながら海外に輸出できる体制を整えていければと思っている」としている。

 牛舎の増設では農林水産省の事業を活用。約1億4000万円の建設費を見込んでいる。

  • タグ: JAおきなわ石垣牛八重山地区本部畜産振興センター八重山肥育センター
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