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デイゴの巨木を伐採

校舎新増改築工事に伴い伐採された登野城小学校のデイゴの巨木=18日午前、同校前

校舎新増改築工事に伴い伐採された登野城小学校のデイゴの巨木=18日午前、同校前

登小校舎新増改築工事で

市教委、挿し木で子孫を保存

 

 緑の遺産の保存・継承を目的に市が発行した「石垣市緑の戸籍簿」(1997年)に掲載されている登野城小学校(浦崎喬校長)のデイゴの巨木が校舎新増改築工事に伴い、18日までに伐採されたことが分かった。

 このデイゴは桟橋通りに面したブロック塀と校舎の間にあり、直径2㍍余、樹高は8㍍あり、樹齢100〜150年の巨木。

 児童たちが登下校する門や車両の出入り口の安全性を確保するため、西側に設置されることから、事業主体の市教委学務課では移植も検討したが、巨木のため移植ができず、撤去を決めた。体育館近くの4本も同様の理由で伐採された。

 伐採後、「NPO花と緑の石垣島」(波平長吉代表)から、「挿し木などの方法で子孫を残してほしい」との要望を受け、市教委では現在、20本の枝を挿し木で育てており、新校舎完成後に候補地を探し、植樹する考え。

 緑の戸籍簿の調査・編集に関わった前津栄信さん(80)=NPO花と緑の石垣島顧問理事=は「デイゴは真夏でも発根するほど生命力が強い。私たちの提案が受け入れられてうれしい」と話した。

 浦崎校長は「児童たちの成長を見守ってきたデイゴが消えてしまうのは寂しいが、登小のデイゴの子孫が別の場所で成長し、新しい歴史をつくってくれれば」と話した。

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