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3氏が動作法の魅力紹介 琉大公開講座でシンポ

琉球大学公開講座で動作法の魅力について紹介する同大の金城昇教授(正面右)ら=7月31日午後、市立図書館視聴覚室

琉球大学公開講座で動作法の魅力について紹介する同大の金城昇教授(正面右)ら=7月31日午後、市立図書館視聴覚室

 琉球大学の公開講座「こころの健康と動作の心理学」が7月31日午後、石垣市立図書館であり、シンポジウムで琉球大学教授の金城昇さん、元八重山特別支援学校教諭の上原均さん、宮古島徳洲会病院理学療法士の伊志嶺ユカリさんが動作法の魅力について語った。

 動作法は、動作訓練を通じて姿勢や緊張に気づき、発達の促進や心身の緊張緩和を図る心理療法。

 金城さんは読谷村介護予防事業で動作法プログラムを実践し、▽運動器の機能改善だけでなく口腔(こうくう)機能や栄養改善、心のケアにも効果がみられた▽腰痛や肩凝りなどの痛みが減少し、生活の質の向上につながった―などの効果が得られたことを紹介。「10回講座に来た高齢者を調べると要介護認定発生率はほぼゼロだった。効果があるところに動作法の魅力がある」と強調した。

 上原さんは会話が通じづらく、自傷行為もあった自閉症の子どもに対して動作法を実践。「目と目を合わせて話し、掃除もできるようになった。動作を一緒に繰り返すことで他者の意図を感じ、自分の心や動きをコントロールできるようになった」と述べた。

 伊志嶺さんは病院での事例に触れ、「運動を全然していなかった人が自分からするようになった。患者の治ろうとする気持ちを信じられるようになった」と、その良さについて語った。

 シンポに先立ち、中村学園大学の針塚進教授の講話もあり、動作法や心と身体の関係などについて説明した。

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