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14年ぶりに旗頭復活 山川御嶽豊年祭

山川御嶽の創設者で旗頭の保管先となっている波照間家から旗頭を担ぎ出す若者たち=25日午後、波照間英立さん宅

山川御嶽の創設者で旗頭の保管先となっている波照間家から旗頭を担ぎ出す若者たち=25日午後、波照間英立さん宅

境内に太鼓、ドラの音
氏子ら「最高にうれしい」

 山川御嶽の豊年祭が25日午後、同御嶽で行われ、14年ぶりに旗頭が復活した。若者たちは時折、旗頭を倒しそうになりながらも懸命に支えて持ちこたえ、無事に奉納した。御嶽には「サーサーサー」のかけ声や太鼓、ドラの音が鳴り響き、活気が戻った。

 旗頭実行委員会(野底昭男委員長)が石垣字会からさおを譲り受け、細竹とシュロ縄で補強するマメ巻きという作業を行った後、持ち手の若者8人が15日から練習を積んで本番に備えた。

 この日は、旗頭の保管先となっている波照間英立さん(62)宅を午後1時前に出発。途中、群星御嶽の旗頭と合流し、山川御嶽で二つの旗頭が乱舞した。

 豊年祭に初めて参加した石垣真俊さん(25)は「難しくて旗頭を倒しかけた。来年はもっと練習したい」と意気込み、野底吉忠さん(22)は「慣れていないので難しかったが、記念すべき日に持ててよかった」と安堵(あんど)の表情。

 復活に向け、中心となって取り組んできた青年代表の後上里友晴さん(27)は「先輩方がうれしそうに見ていたので良かった」と満足げ。ただ、自身は練習中のケガで持つことができず、「悔しい。みんながうらやましかった。来年は1カ月くらい練習して経験を積みたい」と話した。

 旗頭が中断する前年の持ち手だった野底聡さん(44)は「後輩たちは偉い。うれしい」とたたえた。

 今年一年、氏子(31世帯)の総代を務めている仲桝三郎さん(74)は「最高にうれしい。氏子もみんな喜んでいる。旗頭やドラ、太鼓がないと豊年祭はパッとしない。きょうは血が騒ぐ」と興奮気味だった。

  • タグ: 豊年祭
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