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西表へ本庁舎移転が高評価 基本方針の策定など提言

川満町長に提言書を手渡した上妻委員長(中央右)=23日夕、竹富町役場委員会室

川満町長に提言書を手渡した上妻委員長(中央右)=23日夕、竹富町役場委員会室

新庁舎・支所等の機能分担のあり方に関する比較検討評価結果

竹富町新庁舎あり方検討委

 竹富町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会(上妻毅委員長、委員8人)は23日午後、町役場委員会室で川満栄長町長に、新庁舎のあり方として「西表に本庁舎を移転する。石垣に支所を新設する。各島の出張所の配置、機能を強化する」ことが最も望ましいと提言。これを踏まえた町独自の「新竹富町役場に関する基本方針(仮称)」などの策定を求めた。川満町長は「役場移転は52年間に及ぶ町最大の懸案・課題。提言は解決に向けて課題を切り開く鍵になる」と述べた。

 今後は提言内容について各課で吟味し、各島々で予定している説明会を通して町民に説明する。住民投票については、12月までに条例案を議会に上程し、本年度中の実施を目指す。

 同委員会は提言に先立ち同日午後、第5回会合を開き、委員9人に対し行った新庁舎・支所などの機能分担に関する比較検討のアンケート結果に基づき、庁舎を石垣市と西表島に置いた場合の支所、出張所の設置の在り方6パターンについて、▽住民の利便性▽地域への貢献▽地域の拠点形成▽効率性▽防災機能▽環境への負荷|の6項目に総合評価を加えた。

 提言した内容は、総合評価で委員の採点の結果、27点満点中22・5点で最も評価が高かった。

 評価が高かった理由として、「防災対策本部の機能を確保し、安全性の向上が図れる」「庁舎移転を契機に住民の一体感が醸成され、行政職員のまちづくりにかける意欲が向上する」「町内への企業の進出など、経済効果が期待される」などが挙げられた。

 今回の比較評価では、西表島に本庁舎を移転した場合、職員の勤務形態や移動規模、関連施設の建設を含む整備計画が明らかになっていないことから、「環境への影響」について的確な評価が難しいとの指摘もあった。

 上妻委員長は「町民の意見を聞く際にはある程度、具体的な数字や情報が必要」と述べ、判断材料となる情報をそろえるよう求めた。委員会の会議録などは町ホームページ(http://www.town.taketomi.lg.jp/)に掲載。

  • タグ: 竹富町新庁舎建設
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