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パイン、マンゴー農家 出荷に大わらわ

台風接近を前に仕分場でマンゴーの出荷作業を急ぐ金城龍太郎さん(左)ら=8日午前、石垣市嵩田地区

台風接近を前に仕分場でマンゴーの出荷作業を急ぐ金城龍太郎さん(左)ら=8日午前、石垣市嵩田地区

台風接近に備え 空港では搬入制限も

 大型で強い台風9号の接近を前に、ピーク期にさしかかっているマンゴー、パイナップルの栽培農家は8日、「飛行機が飛んでいるうちに収穫できるものは島外に出したい」と大急ぎで出荷作業を行った。航空会社や航空貨物業者によると、台風の影響が出るとみられる9日には積めない可能性があるとして、8日は那覇行の便で引き受けが制限されるほど、大量に持ち込まれたという。

 県八重山農林水産振興センターの調査によると、郡内で栽培されているマンゴーは今月上旬から半ば、パインは7月上旬から8月上旬が出荷のピークと予想され、今期はそれぞれ約204㌧、2172㌧の出荷量を見込む。

 嵩田地区で父親の金城哲浩さん(60)と6月25日から完熟マンゴーの収穫を開始した龍太郎さん(25)は8日、「袋に落ちた完熟マンゴーを出荷しているので、早く落ちれ、落ちれという気持ちで収穫した」と大忙し。金城さんは「二重に暴風ネットで対策するが、台風が早く通り過ぎてくれれば」と不安そうに話した。

 パイン農家の一人は「熟したものしか出荷できないので、まだ青いパインが残っている。網をかぶせるくらいしか対策はないが、網も雨が降ると重くなるのでパインが茎から折れないか。台風が過ぎた後には一気に熟するので、処理できるか心配だ」と表情を曇らせた。

 航空貨物に携わる業者は「台風前になると出荷量が増えるが、搬入ができないので持ち帰ってもらうしかない」「予想以上に大量の貨物が搬入された。積みきれずに大変申し訳なく思っているが、品質に影響するので空港に置くわけにもいかない」と理解を求めた。

  • タグ: 台風9号パインマンゴー
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